食いしん坊部(部員1名)

食い意地が張っています

王道家直系 IEKEI TOKYOの野菜ラーメン(末広町)

この夏にオープンした当初から気になっていたこちら。
家系ラーメンはとても好きだが、実はIEKEI TOKYOがオープンして話題になるまで、王道家のことは全く知らなかった。王道家の存在を知ってからYouTube吉村家の修行ドキュメンタリーを一通り見たり、王道家のチャンネルの動画もいくつか見たので、前よりは家系の店や歴史、騒動などについてはキャッチアップできているつもり。

平日金曜の19時すぎに行ったところ、いわゆるファストパスの配布はおそらく終わっており、20人弱程の列にそのまま並んだ。10分ほど並んだところで外のベンチに座れたのでとても楽に待てたし、スープ調整のタイミングにも当たらなかったので20分くらいでお店に入って食券を買うことができた。
列をさばいている店員さんの愛想がとてもよかったのが印象的。

野菜ラーメン750円 + 豚トロチャーシュー50円

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自分でもわかっている。初来訪で野菜ラーメンはさすがに邪道かなと。でも野菜を摂取したかったから仕方ない。そして50円でこの大きさの豚トロ2枚入ってるのバグでしょうか。すごい。野菜はもやしとキャベツがもりっとトッピングされていて、これはもはや家系の二郎。

野菜ラーメンにはのりはトッピングされていないこともあり、ライスやオンザ無限ニンニクマヨはまた次の機会に。

好みは全部普通でオーダー。

「普通でかなりしょっぱい」「ショッパウマ」と数々のレビューで書かれていたのでびびって薄めにしようかと直前まで迷っていたが、野菜ラーメンなら普通でまず試してみようと決断。


まず一口スープを飲んでみると、たしかにしょっぱい。が、野菜ラーメンなので実質家系の二郎だと思うとスタンダードなしょっぱさかなという印象。スープ自体はさすがガラの量にこだわっているだけあって濃くてまろやか。想像していたより濃いということはないくらいの濃さではある。家系を食べ慣れていそうな隣の女性が一緒に来ていた人に「今日は濃い!」と何度か言っていたが、スープの濃さのことなのかしょっぱさのことなのか気になった。

続いてチャーシュー。スモーキーで噛み応えがありつつジューシーさもありとてもおいしい。スモーキーなチャーシューには吉村家イズムを感じる。

豚トロチャーシューはとにかく分厚くて食べ応えがある。脂の部分が多いので、後半に取っておいて食べたときに「二郎で後半戦になってまだ残っているチャーシューを食べたとき、最初の方でチャーシューを全部片付けておけばよかった...!と戦略ミスを後悔するあの現象」が頭をよぎった。まさか家系で体験するとは。

そして麺。王道家は酒井製麺ではなく独自の麺らしいが、たしかになんとなーくだが小麦の香りが違うというか少し強めに感じた。それ以外はいつもの家系の麺。


野菜たっぷり、麺もそれなりに入っているので、野菜ラーメンすごくコスパがいい。もりもり食べて完食した。

次回来訪の際は、よりスープ自体の味を感じたいので薄めで普通のラーメンを頼もうかと思う。

あと、並んでいるときに家系ラバーと思われるサラリーマンの男性が同行者に「とらきち家が一番おいしかった」と言っていたのでいつかとらきち家にも行ってみたい。